冬空のなか市場をめぐっています
2011年 12月 13日
3週間の間に空気は確実に変わり、上海にも冬がやってきていました。
横浜で朝みぞれが降ったその日、機内放送では“上海の現在の気温、摂氏4度”と!
横浜の寒さの比ではないほど凍えそうな夕刻でした。
どうでもいい話。
この日、税関を通り出口を抜けると、虹橋空港では見た事もない数の女子達が、興奮気味に通路沿いに並んでいました。
こういう時おとなしく素通りしないのがアラフィ〜のオキテ。
聞きましたよ、近くにいた女子に。“誰が出て来るの?”
“金在中!!><キャ〜〜”と彼の名の書かれたボードを見せてくれました。
誰でしょ? と周囲のグッズを横目でチェック。
元東方神起のジェジュンくんのようです。
フライトスケジュールの掲示を見てみると、あと15分もすれば金浦空港からの便の乗客が出てくる模様。
紛れて待ってしまいました^^;
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ほどなくして耳をつんざくような歓声!! …と同時に女子達(一部私と同年輩の方々も)一気にに左から右へ大挙して瞬間移動!!!
ぼ〜っとしていたpicori、壁に押しやられて人生で初めて圧死の恐怖を味わいました>< いや、冗談じゃなく。
何だったんだ!?というほど一瞬にして空港はほぼもぬけの空にーー; …という、どうでもいい話でした
日に何度も通る交差点の行商の花屋さん。
秋にあった薔薇やベリーの樹々はなく、ポインセチアの赤一色に変わっていました。
上海へもどってから、市場めぐりをしています。
夏のさなかだったかMさまに連れていっていただいた食器市場。
お菓子作りが大好きなら楽しくてしかたないのでは♪ な品揃え。
プロ仕様の調理器具や設備がメインな市場だから、明日ケバブ屋さんでも開けそうな可愛いスタンドだってあるのです。
今回の目当ては蒸籠と中華鍋。
9月の雨続きに3段重ねの蒸籠を使い、風の当るところで充分に乾かしきったと思って棚にしまっておいたら、次に使おうとしたとき見事に青カビの餌食に><
お料理の先生に伺ってみたところ、しっかり洗いなおせば大丈夫!と言っていただいたのですが、洗えども取れない黒い斑点のカビ跡があまりに美しくなくて、無念の思いでうち2段を廃棄したのです。
それで今回は、少し高さのある金属の大きめ蒸し器を購入。
それから一人用の小さな蒸籠もお買い上げ。
中華鍋はあまりにも重く、今回は断念。
横浜で使っていた照宝の中華鍋、娘は絶対に使いっこないから、次回上海へ持ち込むことにしました。
その翌日、こちらも秋の初めでしたか、やはりMさまにご一緒いただいた曹家渡というおもしろい地名にある花市場へ。
クリスマスにはどんなものがあるのかな、と行ってみました。
クリスマスアレンジに使えそうな、ちょっとキラキラっとしたもの数点。
そのうちの1本がエコバッグから飛び出すほど長くて危険だったので(笑)店主のおじさんに要らない部分を切ってもらいました。
こうしてみると、いつの間にか市場でお買い物ができるようになったのね〜、私ったら…(いと感慨深し^^)。
難しいことは一切言えないけれど^^;
そうそう、花市場というところ、実は花だけが売られているわけではなく何故か鳥や亀なども売られているのです。
前回、狭い通路の両側の巨大オウム(籠に入れられていない!)にビクビクだったので、今回は入り口をしっかり頭にたたき込み、決して鳥コーナーにまぎれこまないよう花コーナーの同じ場所から脱出成功!
もうひとつ、行ってみたかった市場は通称手芸市場。
個人商店の2帖から3帖ほどの小さなブースが、ボタン、ビーズ、リボン、糸などそれぞれ専門のものを並べています。
ダッフルのトグルも欲しかったけど、うっかり数を数えてこなかったのでまたの時に。
今回は2つのリボン屋さんでお好みを選びました。
主人飲み会の晩。
レタスと海老の生姜風味炒め・四季豆(インゲン)の花椒炒め・それから買ったばかりの小蒸籠を使ってみたかったので点心を蒸しました。
点心がくっつかないように敷く蒸籠紙、こんなチビ蒸籠サイズにぴったりのものだって食器市場には売られているんです♪