マラサダとベニエ
2009年 03月 15日
ホノカアボーイを観ました♨
印象に残るシーンは幾つかあったのですが、何よりも気になって気になって心にモヤモヤを抱えながら帰宅しました…
それはマラサダのこと。。。
映画の中で何度か登場するハワイのお菓子、“ビーさんのマラサダ”がそれはそれは美味しそうなのですが、このお菓子を見て、娘がまだちっちゃかった頃本牧にあったバブリ〜なショッピングモールでよく食べたベニエを思い出したのです。。。
記憶をたどれば、たしかアメリカ、ニューオーリーンズから日本に出店したカフェのお菓子だったような…
フワッと揚がった小さくて四角い揚げたてドーナッツ(のようなもの)に粉砂糖が振ってあり、フルーツソースにディップして食べた思い出…(大事なことはすぐ忘れるくせに、こういった類の記憶は15年以上たっても色あせないーー;)
マラサダとベニエ… ハワイとニューオーリーンズ…… このふたつのお菓子、似ている………
こういう事が気になると、いてもたってもいられないタチのわたくし…
調べてみたらなんと!
ハワイのmalasadaはもともとポルトガルのお菓子でポルトガル移民が持ち込んだもの。
そして、ニューオーリーンズのbeignetはフランスのお菓子だったのです(ニューオーリーンズはフランスの植民地でしたから)。
どちらもカトリック教徒の謝肉祭の時季のお菓子で、ルーツは同じだったんです。
謝肉祭最後の日から復活祭までの一ヶ月以上にわたる節食が始まる前に、ご馳走と油っこいデザートを食べた、ということのようです。
は〜 すっきりした〜
そして本牧にあったカフェはカフェ・デュモンドという名で今もあちらこちらにあるようです^^
ハワイはもう10年ほどご無沙汰でマラサダは未体験なのですが、カフェ・デュモンドのベニエが恋しくなりました♡