Skei-フロム鉄道経由-スーパーピュアウォーターの里Vossへ
2013年 10月 07日
翌朝、小さな氷河の町Skeiを出発。
フロムへはソグネフィヨルドの分岐 アウルランフィヨルドをフェリーで渡ります。
私たち同様フェリーを待つベーンベー親父たちfrom Holland. 痛快バイク野郎です。
フロム駅到着。
古代ノルウェー語で山あいの小さな平地という意味をもつFlåm。
ソグネフィヨルド観光で必ず通過する土地なので、白装束のアラブ人、アーミッシュ風黒装束にあご髭をたらしたおじいさん、インド系、民族がちょっとやそっとじゃ想像つかないようなミクスチャーなひと…多種多様な人種が行き交うフロム。
向こう岸までぐるりと回って午後の列車までのんびりお昼ご飯。
あ、そう言えばランチ終えてのんびりしていたら、フェリー待ちで会ったベーンベー親父達にまた会いまして、Still married?と問われました(爆)
ええ、辛うじて。たかだか2時間なんで^^:
さぁて、そろそろフロム鉄道の列車出発時刻です。
フロム鉄道は1940年開通。ノルウェー国有鉄道の最高傑作だそう。
標高2メートルのフロムから20㎞先の終点のミュルダルまで860m急勾配を上っていきます。
そういえば、ガイドの才媛(チャイニーズ)が昨日から、フロム鉄道にはサプライズがあるから楽しみにしていてね、と言っていたわ。
20分後、列車は大滝の前で停車。
5分後には発車ということで乗客は慌てて外へ飛び出し、誰も彼もが滝をバックに激写! 順番順番、押さない押さない〜!^^:
…とどこからともなく幻想的なミュージック♪
ほどなくして“おおぉ〜!!”のどよめきに振り返るとっ!
見えますか? 滝の岩場に赤いドレス ブロンドヘアの女の子!
幻想的なミュージックに合わせて、体をよじらせ長い腕をくねらせ髪振り乱し踊り狂います。
…と次の瞬間この女性、数十m右下の廃墟へテレポーテーション!
夢のなかのような狐につままれたような感覚のまま(笑)、発車の合図に慌てて列車へ戻ります。
ガイドの才媛(チャイニーズ)says,
“どうだった?サプライズは。
実はね、ほんとうのサプライズは彼女がladyboyだってこと! ワハハ ” ですって!
嘘か真か真か嘘か!? 笑
ほどなくして列車はフロム鉄道の終点ミュルダル到着。
私たちはお向かいの赤い列車に乗り換え、今宵の宿のあるVossまで連れていってもらいます。
自転車旅行者が多いのもヨーロッパらしい風景。
15:30Voss到着。
駅舎横では巨大トロールがお出迎え。
picoriの左腕にはミニトロール♪
お宿は駅から近いので、スーツケースを引いて徒歩で移動です=3
裸でケバブ。
今宵の宿 Park Hotel Vossevangenに到着。空を仰げばパラグライダー。
荷物を部屋に突っこんで、お夕飯までホテル回りを散策しよう。ここには美しいゴシック教会があるからね♪
お宿から数分。Vangskyrkja 通称Voss教会。
1277年築、当時木造教会が主流のところ珍しい石造り。
第2次大戦で町全体がドイツ軍により破壊されたが、唯一Voss教会だけ奇跡的に難をまぬがれる。(地球の歩き方より)
美しい!! まるで朝陽のような夕陽に照らされる教会。
もうしばらく休暇中の学生達が何人も、ここから山に向かってパラグライダーで飛んで行きました。
明るくてもディナータイムはやってくる。
4日目のバイキングもまたシーフードを盛る!
Voss。 見慣れたこのボトル,スーパープレミアムウォーター由来の町。
画像はお借りしました