ついに蓮の実問題解決
2013年 08月 17日
日本も上海も暑さが厳しいですね。
でも上海はほんの少しだけ、暑さのピークを越えた気配が感じられます。
ここ数日、夕方には涼風も吹くようになりました。
きっと日本にももうすぐ!
どうぞご自愛くださいませ。
『蓮の実恐怖症』(同じ形状のものの集合体が苦手な、恐怖症の一種)の方はスルーしてね^^:
カゴ一杯に季節の果物を盛り、道端で売るおじさんおばさん。
毎年7月が最盛期でしょうか、蓮の実がてんこ盛り!
どうやって食べるのか、老師に聞いてもお若いからかご存じない。
もうとうに旬は越えてしまっているので、この機を逃したらまた来年までわからず仕舞い、モヤモヤを持ち越すことになるわ!と、先日おばさんを捕まえてついに買ってみたんです。
果たして高いのか安いのか? 蓮の実3つで10元。
(老師に聞いてみると、1つ5元くらい?と話していたので、马马虎虎(まぁまぁ)かな?)
恐る恐るおばさんに…どうやって食べるの?
“ここを取ってこれを剥いて。。。ほれ、食べてみてごらん、どう?”
どうって言われても、可もなく不可もなく…(笑)
瞬間思ったのは、生で食べるよりも、煎って塩を振るとおつまみになるのでは?
水に浮かべて涼を感じる♨
飾る目的でいただいて帰りました。
2、3日経った蓮の実をマラカスのように振ってみると、カラカラと可愛い音をたてます♪
丸い穴に入った実を取り出してみましょう。
この実はすでに少し枯れているけれど、新鮮ならグリーンオリーブのような緑色をしています。
皮を剥くと
ちょうど銀杏のように薄皮があり、剥がすと
しっとりした綺麗な乳白色の実が現れます。
おばさんが教えてくれたのは、その中心の緑色(芽?)も取り除いて食べるそうです。
調べてみると、カリウム・カルシウム・ナトリウムなどが豊富に含まれ、胃腸によく、疲労回復にも効力を発揮するそうです。殊に女性には良い食材だそう。
熟した実はスープの具やお菓子の材料として高級食材だとか。
・・・そういえば、このパイも莲子liánzǐのクリーム包みでした♪