ウスターソースを作ってみました
2012年 07月 20日
りあむままから紹介された“手づくりのたれ・ソース・調味料”を手にして以来ずっと作ってみたかったのは、ウスターソースでした。
果物が安価な中国ならでは、それこそ惜しみなく使って。
結果を先に白状するのもおもしろくない話ですが、できあがり量1ℓ想定でしたが出来たソースは、むむむ〜 せいぜい300㎖程度でしょうかぁ(爆)
原因はなんとなくわかっています。
ですから、下記の分量で必ずしも1ℓ出来上がりませんので悪しからず^^:
でもお味は保証付き!
できあがり量300cc〜うまくすれば1ℓ本当にいけるのか!?
・りんご…1ヶ
・オレンジ…1ヶ
・玉葱…1ヶ
・セロリー…2本
・人参…1本
・トマト…大なら1ヶ
・水…1.5ℓ
・酢…1cup(昨日は白ワインビネガーと酢を1:1使用)
・安赤ワイン…100cc
・塩…大3
・砂糖…大2
・醤油…大1
スパイス
・シナモンスティック…1本
・唐辛子…2本
・ローリエ…2枚
・生姜…ひとかけ(すりおろす)
・にんにく…2ヶ(つぶす)
*粒黒胡椒…大2
*クローブ…10粒
*タイム・セージ・クミン・オレガノ
*はハーブパックかお茶パックに詰める
さぁ、いよいよ♪
なにひとつ難しいことはなく。
野菜・果物は2、3㎝にざくざくカット。
その他材料をすべてくわえて煮込みいってみよ〜。
スパイスは全部をひとパックに詰め込めば後の作業が簡単ですが、すべて詰められる大きさのパックがなかったため小さいもの=*だけパックに詰めました。
途中、冷蔵庫に眠っていたブラックベリージャムを大量に投入してみました。
プルーンなどドライフルーツなら尚よい。
1時間半後の様子。
ソースが半量(私のは1/3量まで。ちょっと煮詰め過ぎでした)ほどになり、香りはウスターソースそのもの♨
スパイスパック・シナモンスティック・ローリエ・唐辛子を取り除き、野菜・果物が柔らかくなったソースをフードプロセッサにかける。
布巾またはシノアなどで丹念に漉す。
できあがり分量が少なくなってしまった理由のひとつは、漉し時間がまったく足りなかったこと。
布巾などで丸一昼夜じっくりと漉すのが正解なのでしょう。
番狂わせな事件による精神的動揺も、まちがいなく漉しを慌てさせた要因でした。
煮込みも終盤に差し掛かった頃、いきなり
(煮込み中は鍋のそばを離れリビングで読書しており、時折様子をチェック。これがいけなかったか)
『だいじょぶだいじょぶ! (ガス漏れなどの)問題はないんだけど、如何せん爆音を止める方法がわからないのよ〜〜! たすけて〜@@』みたいな応答し、受話器を置くや否や身長185はあろうか美形エンジニア颯爽と現る。
まずはこのキッチンに充満している蒸気を逃すのだ!!とファンファン音鳴り続く中、キッチンのドア・窓すべて開け放ったものだから、あまりの爆音にお向かいの米系保険会社のリーマンさん達まで、なんだなんだと窓際に集まらせてしまったわーー;
煮込みに煮込んだ蒸気はそれは濃密だったのでしょう、外のもったりした湿気もあり、窓という窓を開け放とうが10分以上鳴り止まず。
ご近所さま、まことにかたじけない…ーー:
最終的にシャワーキャップのミニバージョンのようなビニール靴を(しかも青透明)ソックスの上に履き、キッチンの棚にヒラリとのぼり、天井にある操作盤のスイッチをお止めいただいたという。。。。
こんなドタバタもありつつの300㎖抽出成功。
お腹がまだ完璧でないにも拘らず昨夜夫はお仕事上の飲み会。
ならばお腹に何ら不備のない私はおひとりさま豚カツを。
ドタバタ劇場を乗り越えたウスターソースの芳香のすばらしいことったら。
ソースは今日から冷蔵庫で熟成に入ります。
1週間ほど寝かせると更に♨♨♨…だそうで。
漉し器(我が家の場合、目の粗いザルで代用w)に残ったピュレは、蜂蜜を加えてチャツネとしてカレーに使う予定です。
具を何にしようか、このカレー今からワクワクしているのです。
そういえば、ウスターソース。
英国Worcestershire州Worcester(難読の地名)の一太太(主婦)が偶然に発見したソースなんですってね。