日常のキラキラワクワクを発信! 2010年冬より上海で暮らしています。 コメントは大歓迎!  写真は“?里可以拍照??”と許可を得て撮影させていただいています^^     *picori*


by picori
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はじめての薬膳料理レッスン

夫の赴任に伴い上海で暮らすことが決まった頃、せっかくのチャンス、何か中国的な文化、そしてそれとは別に、薬膳についてはゆくゆく必ず勉強したいと思っていました。


先日のこと、文化教室も備えた或る語学学校の門を叩いてみました。
心に思うレッスンがありそのことで訪ねたのですが、残念ながらそのレッスンは今現在開講していないとのこと。
それでは中国結びはどうだ、やれ水墨画はどうだ? とグイグイ勧めてくださいます^^;
お料理教室も開講されているそう。でもお料理は今通っているお教室がお気に入りなのでやんわりお断りすると、じゃあ薬膳はいかが?と。
薬膳は、中華家庭料理・点心を一通り習い終えた後にお勉強したいな、と考えていましたが、体験レッスンが可能ということで、それなら一度どんなものか受講してみることにしました。




当日朝8時50分にここへ来ていただければ新天地(観光スポットのひとつ)近くのキッチンまで送迎します、ということです。あ、キッチンはここではないのね?^^;
虹橋校・浦東校などそれぞれ別のお教室で予約した方々が、上海のあちらこちらから4人集まっての開講となりました。




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素敵な会場です。

この日のお料理はふたつ。
・緑笋爆竹衣
・田園養生鍋
なんだか凄いお名前です…^^; 何が出てくるの〜!?



まずは緑笋爆竹衣から。
お料理の効用は、喉や咳、利尿、母乳の促進(思わず不要プーヤオとつぶやいてしまった…^^;) 。
作り方は簡単、ポイントは味つけ、ということです。

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老師が持ち上げているのは、竹衣干品^^
竹の皮を乾燥させたものですが、おそらく日本だと捨ててしまうような表皮に近い部分ではないかと思われます。これをお湯でもどして使います。繊維が多くダイエットに効く!ですと。
老師の右下にある緑の野菜が、莴笋wosun。
通訳のお姉さんは、“チシャ”と訳していました。
帰宅して調べるとチシャにはいくつか種類があるようで、これはクキチシャだと判明。
葉は除き茎の部分を肥大化させ、柔らかいうちに食べるのだそうな。

作り方は難しいことは一切なく、柔らかく茹でた竹衣・莴笋ともに千切りにし、生姜とともに強火で炒め、醤油・辣鮮露(という辛い調味料)・椎茸だしとお湯を加え(調味料は日本で使わない、やや特殊なものです)、水分がなくなったら最後に胡麻油を回して出来上がり♪

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このお料理、とても気に入りました。
竹衣も莴笋も味わったことのないシャキシャキ感。
何に似ている?とみんなで考えたのですが、おそらく似た食感の野菜がないような…。
昨日中国語の老師に伺うと、中国ではどこの野菜市場にでも売っていて、日常よく食べられている食材だということでした。







二品目、田園養生鍋
お野菜や海藻がこれでもか!と入った彩り美しいスープとのこと。

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海帯(昆布)・銀耳(白きくらげ)・芥菜(カラシ菜)・菜胆(チンゲン菜)・南瓜(カボチャ)・牛蒡・圣女果(プチトマト)・枸杞子(クコ)
レシピーに“黒松露(トリュフ)”とあったのでテーブルの端から端までひとり目をギョロギョロさせて探しましたが、結局最後まで登場しませんでした(爆)。

銀耳(白キクラゲ)は強壮・咳・貧血に(ちなみに黒キクラゲは女の命 髪によいそうです)、枸杞子は肝臓、老化防止の効用があるそうな。

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もどす前の銀耳。
以前、中国茶の香華先生にも白キクラゲは女性に大切な食材と伺いましたので、早速売り場で一番高価な(爆)銀耳購入。老化防止!!


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さてさて。
牛蒡やプチトマトは油通し、全ての素材を柔らかく茹でジャーレンにあげておきます。
北京鍋に油を熱し、生姜・ガラスープ・塩で薄味をつけ、茹でた全ての材料をもどしたら、三花淡奶(甘くないエバミルク。三花はもしかするとブランド名かも…)を少々加え、味を整え最後に枸杞の実を散らします。


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これまた、美味しい〜 很好喝!!
優しい薄味で毎日でも飲みたいスープです。

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ガラスのお鍋を下から火で温められるこのお鍋セット、食器市場にあるかしら♪ 欲しいなぁ。




初めての薬膳教室。
本心を言えば、薬膳クッキングもさることながら講義を受けたいところです。

薬膳とは、中国医学の理論に基づき自然観や全体観を背景にし、健康の為に作られる料理のこと。
薬膳の中でも、
病気の治療を目的とするものを食療
病気にならないように身体を保つことを目的とするものを食養
というそうです。
日本のどちらかの会社のCMで耳にしたことのある、未病という言葉。
中医の、病気になる前に身体のバランスの崩れを治療する、という考え方が未病です。(薬膳に関するあるサイトより)

食べたいものを食べるに際し、食物の性質や効用を充分に知って、季節ごとの味を楽しみ、それで体調を整え病気を未然に防ぎたいものです。
一般の野菜だけでなく、百合根・クコの実・松の実・キクラゲなど中葯(中薬)に属する食材についても深く知り、上手に美味しく取り入れたい。
どちらか薬膳の講義を学べるところはないかしら。
上海での“捜しもの”がまたひとつ増えました。
他にもあれこれ捜しているものがあるのです〜(笑)



レッスン最中 「ところで(連れてこられた)ここは一体何のための会場なんですか?」とお尋ねしてしまいました。
なんと、精進料理(素菜)のレストランなのだそうです。
本日の老師はトップシェフで、レストランのお休み(月曜定休)を返上してレッスンを開催してくださっているのですって。
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“吉祥草”
馬當路428号
前日予約が必要な人気精進料理レストランだそうです。ありがたや〜…




ところで後日談となりますが、そもそもそれが目的で訪ねた心に思うレッスン
その後私と同じように習いたい、と相談された方がいらしたそうで、開講が決まりました!と嬉しいご連絡をいただきました。
体験含め2度ほどレッスンを受けたのですが、これが楽しくて楽しくて!!
奥深き技術を要する工芸なのでコツコツと練習を積むことが必要です。
いつになりますことやら、どうにか形になった頃こちらでお披露目ができますでしょうか。(引っぱってごめんなさい〜><)




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by bonbonniere0826 | 2012-05-24 12:58 | 習いごと*