北京菜・広東菜・台湾菜♪
2012年 03月 02日
今週あたま、上海にて初めてのお料理教室へ行ってきました。
この日の生徒は、ドイツから旅行でやってきたヤングカップル1組と私の計3名。
彼らは2週間半の旅行中上海と北京を回るんですって。
旅先でクッキングワークショップに参加するだなんていい旅ですね♨
この日のメニュー:
瓜姜鱼丝(北京料理)・葱美蛤蜊(広東料理)・三杯鸡块(台湾料理)
どんなお料理かしら。楽しみ楽しみ♪と潜入してきました。
3品のうち2品を自分たちで作り、1品は老師のデモのスタイルです。
お隣のキッチンへ移動して老師のお料理手順や調味料の使い方をしっかり覚えます!
お部屋へ戻り老師作のお料理をみんなでお味見。キッチンへ戻り実際にクッキング。
老師が撮ってあげるよ、と。逆行で真っ暗だから載せちゃった^^;
炒めたお料理を抱えて試食に戻ります。
こちらが老師作“瓜姜鱼丝”(細切り魚の生姜炒め。プチ胡瓜のお漬け物やピーマンを一緒に炒めます)
そしてpicori作… ひ、酷いです…><
毎日ご飯を作る太太だというのに恥ずかしかった><
先生が3人の作品をじっくりチェック。
出来上がりのビジュアル、お味の改善点を教えてくださいます。
この歴然とした差!
お魚をカットした段階ではまぁこんな感じ?と思っていたのですが、いざ炒めてみるとカットの仕方が悪いのがはっきりわかります。
野菜もピクルスもお魚も丁寧に長さ・大きさ・形を揃えること!これが大事。
もうひとつの指摘は、炒める際の油の温度が上がりすぎていた点。
特に緑ピーマンの表面が白く焦げてしまっていて、全体の色を悪くしています。
ピーマンを一本投入して一応温度チェックはしたつもりだったのですが。。。
油が熱くなりすぎたなら、炒めはとにかく大急ぎで!とのこと。
油の温度が上がり過ぎ、しかものんびり炒めた、という悪しき例。
ひとつだけ言い訳をさせていただくと、包丁がっ!!(笑)
マンションに戻って撮った写真なのですが、私が普段何を切るにも使っているのが上の包丁。
ワークショップで使用したのは下と同タイプの中国包丁。
この重くて分厚い包丁を魚の皮と身の間に這わせて皮を剥ぐのは、本当に難しかった!
復習予定ですが、反省点をしっかり教わったので次回は必ず上手にやれる自信あり!です。
老師、謝謝♪
同様に2品め、葱美蛤蜊(浅蜊の生姜炒め)も作成。
こちらは火加減はバッチリ。もう少し葱と生姜を多くするともっと美味しくなるよ、との感想をいただきました。
定番のアサリのニンニク炒めよりも、ずっと上品で滋味深いお味。
最後のひと品は老師が作ってくださり、私たちはパクパクいただくだけ♪
三杯鸡块の三杯とは3つのお酒の意で、赤ワイン、老酒、啤酒(ビール)を使った、鸡块(鶏肉のぶつ切り)の煮込み料理です。
老抽という濃口醤油で煮込み、とろみをつけごま油で仕上げたしっかりしたお味です。
中華料理独特の調味料の使い方、油切りなど教わりとてもお勉強になりました。
実はこちらのお若い老師、某有名ホテルの厨房でお鍋を振るお料理人。
その制服姿でのご登場でした。
お味見に使うお箸とスプーンを左の腕の専用ポケットから取り出しては仕舞っていましたので、面白くて1枚撮らせていただきました。
そうしたら鶏料理のお皿を持ち上げて、僕も撮って!と*.*キラリ〜ン*.**のスマイル(爆)。
3地方のお料理を教わったけれど上海菜はなかったので、“你是不是上海人?”(先生は上海生まれ?)と聞いたら、きっぱりと“I'm Shanghainese!”ですって^^
“たくさん中華料理を覚えたいからまた来るね”とお話すると、と〜っても嬉しそうにしてくれました。
わっかりやすい!