家常菜 ◆トマトと卵のふわふわ炒め
2012年 02月 19日
『しあわせのかおり』という映画をご覧になったことがあるでしょうか♪
浙江省紹興市出身の中華料理人 王慶国の十八番は“トマトと卵のいためもの”♪
簡単そうでいて、こういう家常菜(おうち中華)がもっとも難しいのはよくわかります。
2週間ほど前に映画の公式ホームページのレシピー通り再現してみたところ、卵に火が通り過ぎた“ふわふわ♨”とは遠くかけ離れたスクランブルエッグができあがりましたーー;
昨夜のリベンジレシピーは、お顔を拝見するだけで幸せになっちゃう五十嵐美幸さんの、その名も“トマトと卵のふわふわ炒め”を少しアレンジして。
そうしたら、家庭の火加減でもとても美味しいふわふわ卵になりました^^
幡ヶ谷の彼女のお店美虎にはぜひ行ってみたいな!!
王慶国の“トマト卵炒め”は、チキンパウダー・塩・胡椒・そしてもちろん紹興酒!のシンプルなもの。
美幸さんのレシピーではパーフェクトトマト醤という黄金の調味料を使い、卵の炒め方にも小さな工夫があるため間違いなくふわふわが仕上がります♪♪
まずはパーフェクトトマト醤から。
<作りやすい量>
・トマト…3個(ヘタを取り、皮つきのままざく切り)
・ニンニク…すりおろして大1ほど
・豆板醤…大1と1/2
・しょうゆ…大1と1/2
・酢…大1と1/2
・オリーブオイル…大2
フライパンにオイルとニンニクを入れ香りが出たら残り全てを加えて炒め、中火で時々かき混ぜながらヘラの跡がスッと残る程度まで煮つめていく。
保存:冷まして密閉容器に移し冷蔵庫で1週間保存できるそうな。
◆トマトと卵のふわふわ炒め(2人分なら)
・トマト…2個(6等分のくし形)
・卵…2個(ボウルに割りほぐし、塩胡椒しておく)
・パーフェクトトマト醤…大2
・サラダオイル…大1
1.フライパンにオイルを強火で熱し、ボウルの卵を流し入れ菜箸で大きくひと掻きし、半熟状態ですばやく一旦ボウルにもどす。(なにしろスピーディに!!^^)
2.1のフライパンにトマトとパーフェクトトマト醤を入れ、あたたまったらボウルの卵を戻し、さっと炒め合わせたらできあがり。召し上がれ♪
添えたのは干煸四季豆(インゲンの花椒炒め)のズッキーニバージョン♪
昔から一部の女性達にはたまらない魅力を放っていらしたのでしょうが、王さん演じる藤竜也さん、ギラギラしたものがすっかりなくなり、この世のことで知らないことなど何もないといった風貌の、ゆったりと懐の深いおじいさん(でもとびきりダンディ)が、いやぁ素敵なんです。
こんな中国人のおじいさんがバス停にでもいたとしたら、どきどきするのだろうなぁ…笑