ウルムチルーの八百屋さんの新鮮野菜をつかって
2011年 11月 04日
予習もバッチリなので(ほんとか!?)、PCのご機嫌のいいうちにもう一本アップしておきましょう^^
太原路のお花屋さんからの口コミで、乌鲁木齐(ウルムチ)路×五原路の交差点近くに、見た目普通のローカル八百屋さんなのに欧米人ばかりが集う不思議なお店がありますよ、と聞いていました。
行けばわかるかな?と聞くと、お客さんが欧米人ばかりだからすぐにわかるはず!とのこと。
(ひとつ前の記事と同じ写真ですが、八百屋さん部分だけを切り取ってみました^^)
たまたまこのショットには欧米人がいませんね。
お花屋さんの言葉どおり、初めて行ってみた日、欧米人太太(タイタイ=奥さま)だらけですぐにわかりました!
お店の奥のガラスの冷蔵庫にはチーズやパテが並んでいます。
スーパーじゃまだまだ売れないのでしょうか、日系スーパーでも見つけられないタイムやミントやバジルなどハーブ類が種類別に大きな袋に入っていて、たった1枝でも山盛りでも、思い思いにカゴに入れてお買い上げできます。
キュウリは痛いほどのトゲトゲ。黄色い花付きの新鮮さ。
イタリア人太太かしら? フリットでもするのか山のように花付きズッキーニを買い込んでいましたよ。
そうそう、セロリ!
上海のスーパーでセロリを買おうとすると、レストランか!?ってほどの量が入ったものしかないのです。
セロリある!?って聞いたら、やっぱり他のスーパーと同じで、ビニールに20本ほども入ったセロリを指して“ここよ”と。。。
“もっと少ないのはない?”と尋ねたら、“2本?3本?”ってその袋の中からポキポキっと折ってくれました!!
こういうの、日本じゃ当たり前かもしれないけれど、上海ではないんですよ。
この日一番の感激だったわ♪
一般のスーパーにない西洋野菜やハーブがあり、それがとびきりの鮮度!
これだけでも私にとっては足を運ぶ価値のある八百屋さんなんです。
綺麗なトマトを3つ選んで、あとはマッシュルームも必要なだけ…
と目に飛び込んできたのは見慣れない野菜。
“这是什么?”(これなぁに?) “ジャオバイ!”
はっ! 思い出した。
9月はじめの長江、船の上で食べた夜ご飯で、食べたことのない素敵な食感だったのでお隣の上海人パパさんに尋ねたのでした!
買って帰った野菜達。全部で19元(約250円)
日系スーパーだとアボカドひとつで450円くらいすることもあるの。
しかも小葱なんか翌日にはいたんでしまいますーー;
一番手前に2本あるのがジャオパイです
この鮮度でこの安さ!
洋モノ野菜もハーブも中国野菜もあって、やめられません^^!
あと茗荷があれば言う事ないわ!
(中国語がもう少し話せるようになったら、茗荷は入れられないか頼んでみよう!)
そう言えば、ここのお店のニコニコおばさん。
初めて行った時に私を見て“何か探してる? SHISOならここよ”って話しかけてくれたんです。
私のことを一目で日本人だとわかったの♪
だって、私、上海でポコポコ道を歩いていると、日に1度は必ずといっていいほど中国人から道を聞かれるんです(笑)。
ひどい日は3回聞かれたわ…^^;
そのたんびに、“わっかりましぇ〜ん、聞き取れましぇ〜ん、ごめんなさい〜”って言うの(←たどたどしい中国語若しくは英語だったりw。日本語はまず通じないので話さない)、疲れるのよね…(笑)
余談ですが、主人は韓国人か?と聞かれること多しです^^
さてさて。
持ち帰ったトマトとセロリで、夏の或る夜に表参道でいただいたトマトのパンナコッタを作りましょう。
まったくの自己流で、トマトのクリームスープをゼラチンで固めてみましょ、っと意気込んで作り出したのですがっ!!
冷蔵庫を開けてあんぐり…
絶対にあるはず、と思っていた牛乳がなかった…ーー;
それで、目指すクリームスープとは程遠い、トマトの酸味のパンチがバッチリ効いたトマトのパンナコッタになりました。。。
これは完全に夏の食べものだわ。
でもいいの! セロリも少量で買える術を知ったし、牛乳かライトな生クリームを買ってリベンジです!
それからもう一品は、ジャオパイ♪
先日買ったサヤインゲンと一緒にさっとゆがいて、叩いたアンチョビを加えてオリーブオイルで炒めてみました。
中国野菜の美味しいものに遭遇したら、またご紹介しますね^^