まるいもの… ホロホロなものを…
2011年 05月 05日
意図していたわけでもなかったはずだけれど、ひと月と20日ほどが経った今日思いおこしてみると、そんな風に思う。
丸いものはより球に近づけるように。。。
いつもならこのあたりで火からおろしましょう、が更に10分、また15分。。。 もっと柔らかく、もっとホロホロになるようにと。。。
野菜の面取りも、お料理を覚えたての四半世紀前ぶりぐらいに、人参、ジャガ芋、里芋… お客さまにお出しするわけでもないのに、ひたすらに角をとっていたように思う。
糖醋肉丸
肉団子の甘酢あんかけ
まん丸に、まん丸にと手のひらで転がしても、揚げてみるとおおよそ球体からは遠かったな。
赤ワインとトマトのビーフシチュー
いつもの倍の時間、何度もお肉の様子をみながら柔らかく、柔らかく… 吹きこぼれの音に慌てて駆け寄ったり。
卵とトマトで、ホウレン草とクリームで、湯葉やお麩を浮かせて、豆達をチリソースで…
スープやお汁、口にするとはぁぁ…♨と思わずひと息つくような温かいものも毎日のように作っていた春だったように思います。