喧噪から離れて…
2009年 10月 07日
秋の長雨続く中、7月の赤坂Wakiyaランチ以来の集合♪ マダムPin、シムと一緒に♪
シムとはつい先日の鎌倉日傘教室でも会ったのだ~~^^!
隠れ家的なお店って何故こうもワクワクするのでしょ♪♪
場所は入念に調べておいたはずなのに迷ってしまいコンビニのおじさんに聞くはめに…
どうにかお約束の時間に無事たどり着くことができました。。。
お店のひっそり感が伝わるでしょうか…
駅周辺の喧噪からすっかり離れた住宅街の中に、目立たないように、隠れるようにそのお店はありました。
Yちゃんに伺っていた通り、お店にはお若いシェフが一人きり、お席は厨房を囲む形でカウンター席のみ9席。
昼も夜もおまかせコースのみ。
* * *
予約のお客様が全員席につくと、さぁ!シェフの手が動き出しました!
黙々と前菜をお皿に盛りつけ、パスタをお鍋に投入し、ソースのフライパンを振り回します。。。無駄な動きなし! 動きは速いのですが、盛りつける時の手先は非常に繊細になります^^
どの前菜も絶妙に美味しいのですが、左のパテがもうっ♪♪♪
後でシムが聞いてくれたところ、肉魚を一切使わずキノコだけで仕上げたパテとのことでした♡
素朴な味の自家製パン^^
毛穴が全部開くほど辛い小柱とズッキーニのペペロンチーノ & 多分キノコも入ったボロネーゼ♪
ここまで、黙々と仕上げてはそれぞれのテーブルにのせる…の繰り返しで一気に進みます。
一旦シェフも一息つきます。
メインのお魚かお肉のチョイスを聞かれ…
再びシェフの動きがテキパキモードに入ります。
私は鶏肉をお願いしました。
熱々のフライパンに鶏肉を手のひらでギューギュー押しつけて(やけどしないで〜><)、お鍋ごとオーブンにしまいこみました。
出てきたお肉はパリッパリジューシー♪ 鶏の旨さここに極まれり、のお味でした♪♪
もうお腹が破裂しそうに苦しい〜>< (実際夜ご飯も食べられませんでした^^;)
ドルチェに粉ものが出てきちゃったらギブだわ~~と内心案じていたら、よくわかっていらっしゃる!
バナナ(&栗?)の小さなアイスだったので堪能できました♡
最後のコーヒーも美味しくて大満足^^
無愛想で少し怖い方なのかな…と思っていたお若いシェフ、コースが全て終わって落ち着かれた頃に少し話かけてみると。。。
看板を挙げず取材も断る理由、お店とお料理に対する想い、などたくさん語ってくださいました^^
ゆるい感じでやってます〜とおっしゃいますが、心のうちにはパッションがみなぎっています。
食べられないものがありますか?などと予め聞いてお客様の好みに合わせるのではなく、自分の作りたいものがイコール美味しいもの、このスタイルをわかる人だけに来てもらいたい、というお考えなので、好き嫌いが多い方だと辛いお料理もあるのかもしれませんね。
幸い私は食べられないほど嫌いな食材がないので、このシェフのやり方はとても納得ができました。
夜のコースも一巡のみということで、ゆっくり一皿ずつお酒を飲みながら楽しむにはもってこいのお店です。
またぜひ伺いたいお店です。